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経営報告
CARUS
CARUS MEDICAL GROUP
いいづか在宅・ファミリークリニック
2026年8月度 経営会議資料(医療法人いいづか在宅・ファミリークリニック)
1. 8月のまとめ
● よかったこと
総売上は約971万円。前年の同じ月より +25.6% と大きく伸び、月商目標の1,000万円に迫りました。
訪問の売上は約734万円(前年 +29.0%)。緊急往診7件と看取り1件にも対応しました。
本来の制度区分(機能強化型在支診)に8月分から戻り、在宅の1件あたりの収入が回復しました(8月で約40万円分)。あわせて8月から訪問診療のベースアップ評価料(賃上げに対応した診療報酬)の点数も上がりました。
新しい名前「いいづか在宅・ファミリークリニック」で8月からスタートしました。院長が連携先の病院の集まりに出席し、顔の見える関係づくりを進めています。
資金調達(融資)の入金が完了し、そのお金で借入の整理を進めました。日々の支払いはこれまでどおり計画的に管理を続けます。
● みんなで見ておくこと
在宅の契約は、8月は差し引き −1名でした(新しい契約4名、終了5名)。新しい患者さんは施設からのご紹介で続いています。9月は終了の理由を確かめながら、病院からのご紹介を増やしていきます。
9月と10月はデータ提出加算(月6万円ほど)が算定できません(再開は11月の見込み)。加算がそろうのは11月分からです。提出の手続きを確実にする体制を整えています。
外来は盆休みで診療日が18日と少なく、患者さんは233名でした。1日あたりでは去年より多く来ていただいています。初診は11名で、前年の同じ月(9名)と同じくらいでした。
本業の儲け(営業利益)は7月確定で▲147万円でした。7月は夏の賞与(約66万円)を支払った月で、これを除くと▲80万円です。手元のお金(現預金)は7月末で約898万円と、6月末より増えています。8月は本来の制度区分に戻った分だけ改善する見込みです。黒字が定着したかの判断は加算がそろう11月分で行います。
届出や提出の手続きを確実にするため、9月から事務の一部の業務を看護師の皆さんと分担する体制に変えました。ご協力をお願いします。
2. 売上と利益
「売上」はその月に稼いだお金、「営業利益(本業の儲け)」は売上から給料、家賃、材料費などを引いて残ったお金です。
項目8月前との比較ひとこと
総売上約971万円前年 +25.6%月商目標1,000万円に迫る
外来売上約237万円前年 +16.3%診療日18日でも前年超え
訪問売上約734万円前年 +29.0%制度区分の回復で増加
営業利益(直近確定=7月)▲147万円6月▲35万→7月▲147万賞与66万円を含む
※8月の利益は試算表(確定の損益表)が作成中のため、確定し次第お伝えします。
出所: いいづか在宅・ファミリークリニック 経営ダッシュボード(KPI/試算表)2026年8月度
3. 患者さんの動き(外来)
外来患者 233名(前の月より −6.8%、前年の同じ月より −3.7%)。盆休みで診療日が18日(前の月は22日)と少なかったためで、1日あたりでは前年より +1.6% 多い水準です。
初診は11名(前年の同じ月は9名)でした。9月から、ホームページの健康診断コラムやリコール(定期受診のお声がけ)で新しい患者さんを増やしていきます。
出所: いいづか在宅・ファミリークリニック KPIシート 2026年8月度
4. 在宅・訪問の動き
訪問の回数は304件(前の月より −5.0%、前年の同じ月より +9.4%)。緊急往診は7件、看取りは1件でした。
在宅の1件あたり単価は、本来の区分(機能強化型在支診)が8月分から戻ったことで回復しました。
契約者数は8月はじめの時点で141名。8月は新しい契約4名に対して終了が5名で、差し引き −1名でした。9月は終了の理由を確かめ、病院からのご紹介につなげていきます。
出所: いいづか在宅・ファミリークリニック KPIシート 2026年8月度
5. お金の話(財務)
現預金(すぐ使えるお金)は7月末で約898万円(6月末は約825万円)。入金待ちの診療報酬は約1,436万円あり、順次入ってきます。
資金調達(融資)はWAM(福祉医療機構)からの入金が完了し、そのお金で借入の整理を行いました。整理後の残高は8月の試算表で確認します。日々の支払いはこれまでどおり計画的に管理を続けています。
出所: いいづか在宅・ファミリークリニック 試算表(BS)2026年7月度確定
6. 9月の重点テーマ
1連携先の病院との関係を深め、ご紹介につなげる
院長が連携先の病院の集まりに出席し、顔の見える関係を続けます。
病院からの問い合わせや紹介の電話があったら、受付で日時と病院名を記録して共有します。
目標:病院からのご紹介につなげ、在宅の契約を差し引き +3名(最低でも +2名)に戻します。
2契約が終了した理由を確かめる
8月に終了した5名について、看取り、入院、転居などの理由を確認します。
施設ごとの契約者数を整理し、契約が減っている施設への訪問や連絡の優先順位を決めます。
3制度区分の回復を維持し、加算の再開に備える
8月分の診療報酬で本来の区分(機能強化型在支診)に戻ったことを確認しました。9月も同じ水準を保ちます。
データ提出加算は11月分からの再開に向けて、提出の準備を進めます。
4外来にも新しい患者さんを
ホームページの健康診断コラムと、リコール(定期受診のお声がけ)を進めます。
目標:9月の初診数と1日あたりの患者数を8月より増やします。
皆さんへ:8月は診療日が少ない中でも、制度区分の回復もあって売上を大きく伸ばせました。加算がそろうのは11月分からです。回復の様子は毎月の数字で確認してお伝えします。新しい名前での2ヶ月目も、引き続きよろしくお願いします。
一人ひとりの取り組みが、医院全体の成長につながります。気づき・意見をぜひ聞かせてください。
2026年8月度 経営会議 配布資料 | Carus Medical Group
2026年8月度 配布資料プレビュー

前月レビュー

7月に定めたアクション5項目のうち、施設基準の復帰と財務の着金と精算は完了した。営業と集患は進行中である。データ提出加算は9月分から算定できなくなり、契約純増は目標に届かなかった。7月の試算表は確定し、営業損益は賞与を含んで▲146.6万円だった(詳細は収支欄)。

施設基準は、機能強化型在支診(病床あり)への復帰手続きが7月に完了し、8月分の請求から上位算定が反映された。8月の在宅レセプトは施設総管と在宅総管がすべて機能強化型の区分で、効果は+¥40.2万円だった。7月に見積もった下押し分(月▲43.7万円)の9割が戻った計算である。

一方、提出の不備により、データ提出加算(8月実績で月¥6.4万円規模)は9月分から算定できなくなった。再開は早くても11月分で、その月から加算の効果が揃う。手続きの不備が続いたため、事務長の業務の一部を9月から看護師へ移し、届出と提出の管理体制を整えた。

契約純増は差し引き−1名(新規4名、終了5名)で、目標の+3名/月(最低+2名)に届かなかった。病院との関係づくりは7月から、院長が連携先病院の会合に出席する形で続けている。病院経由の紹介はまだなく、8月の新規契約4名はいずれも施設からの紹介だった。訪問件数も304件と前月から16件減り、持ち直しはなかった。

外来の反応は8月では判定できない。盆休みで営業日が18日と少なく、初診11名は前年8月(9名)並みだった。1日あたりの患者数は前年比+1.6%で、実勢は落ちていない。判定は営業日が通常に戻る9月に行う。

売上・診療状況

8月の総売上は¥971.1万で前月比+4.2%、前年同月比+25.6%だった。月商目標の¥1,000万まで¥28.9万に迫ったが、増収の大半は上位算定の反映分である。

訪問売上は¥733.8万(前年比+29.0%)で、施設売上(前年比+36.6%)が牽引した。増収は機能強化型在支診(病床あり)の上位算定が8月分から反映された分(+¥40.2万)である。月初契約者数は141名で前年を下回る。

8月の施設単価は¥20,783(前月比+13.6%)に上がり、契約者1人あたりの施設売上は¥4.24万から¥4.52万に増えた。上昇分の大半は上位算定の反映で、1件あたり¥280ほどは8月からベースアップ評価料の点数が上がった分である。区分復帰分を除いた収益力は横ばいである。

外来売上は¥237.3万で前月比−3.8%、前年比+16.3%だった。前月比の減少は営業日が18日に減ったためである。1日あたりでは患者数が前年比+1.6%と増勢を保つ。初診は11名で、前年8月(9名)並みだった。屋号変更の集患効果は9月の初診で判定する。

契約は4ヶ月ぶりの純減だった。新規4名は前月並みだったが、終了が5名(前月2名)に増え、訪問件数も304件と前月から16件減った。終了の理由を確認し、9月は目標の+3名/月(最低+2名)へ戻す。

収支・キャッシュフロー

損益の確定値は7月の営業損益▲146.6万円が最新である。7月は賞与¥66.5万円が乗っており、これを除くと▲80.1万円である。売上高は¥923.0万円で、保険収入の減少(▲39.3万円)に法定福利費と修繕費の増加が重なった。8月は賞与が外れて上位算定の反映分(+¥40.2万円)が乗る一方、屋号変更の費用が加わる。黒字定着の判定は、データ提出加算が戻って加算の効果が揃う11月分の試算表で行う。

赤字は5月にいったん縮小したが、6月と7月に広がった。営業損益は4月▲39.9万円、5月▲5.1万円、6月▲35.1万円、7月▲146.6万円である。6月は医薬仕入と交際費が増えて赤字が広がった。減価償却を除いた現金ベースの収支(EBITDA)は7月に▲127.1万円で、賞与を除いても▲60.6万円だった。単価の下押しが7月まで続いた影響が大きく、8月から区分が戻ったため損益は上向く。

負債精算後の残高を8月試算表で確認するまで、追加の支出を抑える。現預金は7月末で¥897.7万円(6月末¥825.4万円)に増え、診療報酬の未入金は¥1,436.5万円ある。WAM融資の着金と負債の精算は8月試算表に計上されるため、精算後の現預金と借入残高、貸借対照表の状態はそこで確認し、追加融資(商工中金)の申込準備に入る。

8月の試算表には屋号変更に伴う費用が乗る。これは一時的な費用として、実力の損益と分けて読む。

改善に向けたアクションプラン

  • 【施設基準】8月分の請求で機能強化型在支診(病床あり)の上位算定が全患者に付いたことを確認した。9月も同じ水準(施設単価¥20,783、契約者1人あたり¥4.52万)が続くことを月次の施設単価で確認する。
  • 【営業・運用】連携先病院との関係構築を続け、院長の会合出席と連携室との接点を記録する。病院経由の紹介を9月中に1件つくることを目安に、契約純増は差し引き+3名(最低+2名)へ戻す。
  • 【契約維持】8月に終了した5名の理由(看取り、入院、転居、他院への移行)と、訪問件数が減った要因を確認する。施設ごとの契約者数を把握する。
  • 【集患】9月の初診数と1日あたりの患者数で、新屋号と新HPの効果を判定する。受診が途切れた患者の一覧を事務が作り、9月中に院長と理由を確認して声がけの対象を決める。
  • 【財務】8月試算表でWAM着金と負債精算後の現預金と借入残高を確認し、追加融資(商工中金)の申込書類(直近試算表と資金繰り表)の準備に着手する。7月の営業損益▲146.6万円は賞与¥66.5万円を含む一時的な悪化として読み、黒字定着の判定は加算が揃う11月分で行う。
  • 【体制】事務長の業務の一部を看護師へ移した体制を定着させ、届出と提出の期限を月次で確認する。データ提出加算の11月分再開に向けた提出体制もここで整える。

今後の注力ポイント

売上は¥971.1万で前年比+25.6%となり、月商目標¥1,000万まで¥28.9万に迫った。増収の大半は上位算定の反映分で、契約者数は前年を下回っている。制度側の単価回復は8月で一巡し、残る差は件数と契約で埋める局面である。

最重点は契約純増の立て直しである。8月は差し引き−1名で、終了5名が新規4名を上回った。新規は施設からの紹介で続いているため、まず終了の理由を把握し、連携先病院との関係づくり(院長の会合出席)を紹介につなげる。目標は+3名/月(最低+2名)である。

二つ目は加算の維持と回復である。上位算定は8月分から反映され、7月に見積もった下押し分(月▲43.7万円規模)の9割が戻った。9月以降も同じ水準が続くことを施設単価で確認する。データ提出加算(月¥6.4万円規模)は9月分から算定できず、再開は早くても11月分である。黒字定着の判定は、加算の効果が揃う11月分の試算表で行う。

注視点は三つある。外来の初診は9月の数字で屋号変更の効果を判定する。居宅の1件あたり金額は¥34,671で前年8月より低く、算定内容を点検する。資金は負債精算後の残高を8月試算表で確認するまで、追加の支出を抑える。7月は賞与で営業損益が▲146.6万円に広がったため、追加融資の準備を急ぐ。

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