経営サマリー
Executive Summary2026年4月度
3月度のaction_plan「融資実行・屋号変更準備・営業強化・訪問新規契約獲得・病院ルート開拓」について、4月度実データで進捗を評価する。
訪問新規契約獲得は4月度に進展:あんず・こたけの2施設離脱があったものの、天寿園からの新規獲得(10名)等で補い、月初契約者数は147→160へ純増(+13名)した。
融資折衝は実行確度が高まりつつあり、屋号変更「いいづか在宅・ファミリークリニック」は7月目処の検討に再設定。
病院経路の紹介は4月度0件(3月度2件)と引き続き弱く、地域連携室強化は5月以降の優先課題として残る。
4月度の総売上は¥844.7万円(前月比 -10.1%)と着地し、3月度の¥939.3万円から減速した。
4月の構造的トピックは契約ポートフォリオの入替で、あんず・こたけの2施設離脱を天寿園からの新規獲得(10名)等で補い、月初契約者数は147→160へ純増(+13名)した。ただし天寿園は特別養護老人ホーム(特養)であり、訪問診療の算定ルール上、施設単価が制約されるため、施設訪問単価¥21,092→¥17,951への下落は構造的な変化として今後も継続する見込み。
4月時点では算定が一部しか反映されていないため、5月度の診療報酬から天寿園分のフルインパクトが顕在化する。月商面では契約数増のベース効果がプラスに働く一方、単価ミックス低下が同時進行するため、純粋な売上の伸長幅は当初想定より控えめとなる可能性が高い。
外来は患者数230名(前月比 -6.5%)・初診9名(前月20名、初診率3.9%)と大幅減速。外来側で増患施策を実施していない(リソースを訪問診療の増患に集中配分している)ことが背景であり、想定された影響として顕在化している。
算定KPIでは在宅酸素指導料5件(前月7件)、緊急往診加算3件と訪問医療の質的指標は概ね前月並みで安定。
4月度試算表は未着のためPL/BS確定値は次月レポートで報告となる。
直近確定値である3月度では営業利益-¥747,066、EBITDA-¥562,066、期末現預金残高¥485.7万円と、月商の0.5ヶ月分という低水準キャッシュ環境が継続している。
融資は実行確度が高まりつつあり、着金後は短期的な資金繰り不安が大きく改善する見通し。
5月度には天寿園の特養算定がフルに反映されるが、単価制約のため売上効果は施設単価×件数で見込んだ単純試算より下振れする見通し。契約数の純増を一段と加速させ、件数×単価の総合インパクトで月商を引き上げることで、融資着金と並行して自力黒字化のロードマップを具体化したい。
- 【営業・運用】新規契約獲得ペースを月10件超で継続。あんず・こたけ離脱の事例から学び、既存契約の継続率を高めつつ、特養以外(有料老人ホーム・サ高住・居宅)の単価が出る契約タイプの構成比を意識的に上げる。営業強化の優先順位は単価ミックス改善>契約件数。
- 【戦略】5月度の天寿園分フルインパクト試算と実績の差分を可視化。特養の算定ルール下での月次寄与を正確に把握し、6月以降の新規開拓ターゲット(特養 vs 有老/サ高住/居宅)の配分判断材料とする。
- 【営業・運用】病院ルート紹介の重点強化。4月度実績0件、3月度2件と低水準が継続。地域連携室への定期訪問体制を構築し、5-6月で病院紹介の月3件以上を目標とする。病院紹介は単価の高い居宅・在宅看取り案件につながりやすい。
- 【財務】融資着金までの期間は日次の入出金管理を徹底し、資金ショートリスクを回避。着金後は屋号変更準備・営業強化施策の前倒し投入を視野に、資金使途の優先順位を整理する。
- 【戦略】屋号変更「いいづか在宅・ファミリークリニック」は7月目処に再設定。5-6月の準備期間でHP・パンフ等の制作、保険医療機関届出書類の事前作成、地域への事前周知計画を先行着手し、7月切り替えタイミングを動かさない。融資着金により、看板等の物理的な準備にも着手可能となる。
5月度は天寿園特養分のフルインパクトと、新規獲得継続力の両方が試される月となる。
診療報酬上の単価制約により売上伸長は単純な「契約数×平均単価」試算より控えめに着地する可能性が高く、ベースの月次売上を引き上げるためには新規契約ペース月10件超の継続獲得が不可欠。既存契約からも離脱は不可避(あんず・こたけ事例)であるため、新規流入が離脱を上回り続ける営業基盤の構築が当面の経営の生命線となる。
同時に、融資着金が見込める環境となったことで、7月の屋号変更「いいづか在宅・ファミリークリニック」へ向けた準備(HP・看板・営業ツール)に資金面の制約が外れる。
5-6月を「単価ミックス改善+病院ルート開拓+ブランド準備」の助走期間と位置付け、訪問件数月280件超・売上¥1,000万円台への定着、契約ポートフォリオの単価最適化を重点課題とする。
今期着地予想
財務分析
外来分析
| 指標 | 値 | 説明 |
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| 月 | XP撮影 | 採血 | 生活習慣病 | 特定疾患 | inf/covid | 内視鏡 | 12ECG | 超音波 |
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訪問診療
| 月 | 月初契約数 | 施設 | 居宅 | 新規(施設) | 新規(居宅) | 終了(施設) | 終了(居宅) | 純増減 | 看取り |
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| 月 | 緊急往診数 | 看取り数 | 在宅酸素指導料 |
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エリア分析
| 市区町村 | 患者数 | 割合 |
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紹介元分析
| 紹介元 | 属性 | 累計紹介数 | 初回紹介月 | 直近紹介月 |
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設定
各月の営業日数を設定してください。日次売上の目標計算に使用されます。設定はブラウザに保存されます。
デフォルト: 月〜土営業(日祝休み)、木・土は半日(0.5日換算)。小数入力可。